食品関連
食品包装への窒素充填(N2充填)
ティーバッグ・スティックの包装内に中身を詰める際、どうしても空気が入ってしまいます。
空気内の酸素が食品に触れてしまうと、酸化反応が起こり、以下のような好ましくない変質が生じます。
・風味が落ちる
・品質が低下する
・香りや色が損なわれる など
そこで、酸化を防ぐ方法の一つとして、
弊社では包装内の空気を窒素ガスに置きかえる窒素充填(N2充填)のご提案・ご対応を行っております。
空気中に存在する窒素は酸素と共に存在していますが、
常温では酸素と混ざることは無いため、密封された包装内に充填すると酸素を追い出すことができます。
これにより、食品と酸素の接触を減らして「食品の劣化を抑える」ことが可能になります。
また、窒素は無味無臭であり、食品にも飲料にも反応しないため、味を変えてしまう心配もありません。
【その他のメリット】
●食品の型崩れを防止
窒素を入れて膨らませることでクッション効果があり、食品を潰れにくくすることができます。
●誤食や廃棄物が発生しない
包装のなかに、脱酸素剤のような“物理的に残るもの”や“廃棄すべきもの”がないことは、お子様やお年寄りの誤飲・誤食の防止にもつながります。